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【09.04.19】臨時議会では専決処分した20年度一般会計補正予算を質します

シャープなどに支払う産業振興奨励金(約4億3,500万円)の予算

ハナミズキの花先日、タケノコをいただきましたが、今年は随分早いとのことでした。
暖かいのはいいのですが、この暖かさが生態系を壊すことになるのであれば喜べません。
さて、22日に臨時議会ですが私は次の通り、議案質疑の通告をしました。
報告第3号 専決処分した事件の承認について
1 平成20年度亀山市一般会計補正予算(第8号)について
(1)議会のもっとも重要な「議決事件」である予算を専決処分したことについて
(2)3月議会で「繰越明許費(くりこしめいきょひ)の補正」にあげなかったことについて
この予算の内容は、シャープなどに支払う産業振興奨励金(約4億3,500万円)が年度内(3月31日まで)に支払えないため、その財源を含め21年度に「繰り越し」て支払うというもので、その予算補正を長の判断で専決処分したものです。

年度内に支払えなくなりあわてて専決処分で翌年度への繰り越しをした

すっかり新緑のイチョウの木まず問題の1つ目は、予算を審議し議決するというのは議会の議決の中でも最も重要なことだということです。
その議会の権限を奪ってまで長の判断で専決処分できるのは、「議会を招集する暇がなかった」などの限定された場合だけです。
本当に専決処分せざるを得ない状況だったのかを質します。
もう1つは、3月議会で「繰越明許費の補正」になぜ、あげなかったのかです。
繰越明許費とは、歳出予算でその年度内に支払いが終わらない見込みのあるものを翌年度に繰り越して使用できるという制度です。
そのため、年度内に支払いが見込めないことをあらかじめ考慮し、事前に議会の承認を受けるという制度なのです。
ところが今回は、年度内に支払えるという見通しだったのか「繰越明許費」として事前に議会の承認を受けなかったのですが、結局は年度内に支払えなくなりあわてて専決処分で翌年度への繰り越しをしたという経過のようです。
質疑ではどうしてこんな事態になったのか、経過も含め質したいと思います。

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