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【09.03.24】麻生首相と同じぐらい「ぶれる」桜井市長の答弁 予算特別委員会で

「22年度の12.2%の引き上げ幅を縮めることも検討」

西小学校のグランドに咲く花今日の一番の話題は何といってもWBCです。
議会の予算特別委員会が開かれていましたが、休憩時間になるとテレビをつけ、一喜一憂するという状況でしたが、何とか優勝し久しぶりに明るいニュースになりました。
さて、今日は予算特別委員会の2日目で引き続き審議が行われましたが、やはり多くの議員が質疑したのが国民健康保険税の値上げです。
その中で、市長の答弁が「ぶれる」ことが目立ちました。
先日の総務常任委員会では、修正する気はないのかという議員の質問に、「修正はしない」と答弁していたのに、今日は「21年度の15.3%の引き上げはそのままだが、22年度の12.2%の引き上げ幅を縮めることも検討する」と言い出しました。
しかし、現在提案されている条例「改正」では、22年度には今より30%ほど引き上げる「改正」案になっており、その条例を再「改正」(修正)でもしない限り、22年度の引き上げを縮めることはできません。

いよいよ26日に本会議で採決

市斎場この発言に対して総務委員でもある小坂議長から「総務委員会での答弁(「修正はしない」)と違う答弁を予算特別委員会でするのは、条例「改正」を審議した総務委員会の議論を軽視するもので問題だ」という意見が出されたほどです。
また、一般会計からの繰り入れについても当初は「21年度、22年度とも暫定的な措置として繰り入れする」といっていたのが、「1年後は状況を見て繰り入れも含めて検討する。前年度繰り越しを充てるのも1つの方法だ」という答弁に変わり、「暫定的」というのがなくなったととれる答弁になりました。
もちろん、引き上げを縮めることや一般会計からの繰り入れを「暫定的」なものでなく、状況を見て検討するという方向はいいことですが、提案されている条例「改正」案をそのままにして、あれこれと「変更」を言い出すことは提案者として無責任です。
市長がこれほど「ぶれる」ようでは信頼をなくすことになり、そんな状況で可決することはますますできないという思いを強くした予算特別委員会でした。
いよいよ26日に本会議で採決が行われ、この問題に決着がつくことになります。

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