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【09.02.23】3月議会の議案 国保税を2年間で3割も値上げへ

来年度予算案と並んで重要な議案

ふきのとうが芽を出した(庭で)今日は3月2日から始まる3月議会の議案が配布されました。
もっとも重要な議案は来年度予算案ですが、それと並ぶぐらい重要な議案が国保税の値上げです。
これまで旧関町との合併時に、制度を統一するために改正されたことはありましたが、その後は基金(貯金)を崩しながら何とか運営してきました。
ところが来年度は基金も底をつき、歳入不足が見込まれるため値上げに踏み切ったとのことです(市の説明によれば、財政悪化は医療費の年々の増加が大きな要因)。
ただ、今の経済状況で大幅な値上げは避けたいということで、赤字補填のために一般会計からの繰り入れを初めて行い、2年間かけて3割近く値上げする計画です。

来年度は初めて1億8,000万円を一般会計からの繰り入れる

市立医療センター来年度は1人あたりの保険税額を15.2%値上げし、22年度はさらに12.2%値上げし、2年後には今より29.3%もの値上げとなります。
例えば、現在1人あたりの保険税額が88,000円とすれば、来年度は101,376円となり13,376円の値上げ、22年度は113,784円となり25,784円の値上げとなります。
国保税は計算が複雑で人によって額が違いますので、その人がどれだけあがるかは計算をしてみないとわかりませんが、単純に1人あたりの保険税額で比較をしてみました。
これまで高くて払えない国保税の問題を何度も取り上げてきましたが、これ以上の値上げはますます「高くて払えない」世帯を増やすことにしかなりません。
ただ、これまでかたくなに拒否し続けていた赤字補填のための一般会計からの繰り入れを来年度は初めて1億8,000万円予算に組みました。
3月議会では、この議案を十分に審議し何とか値上げをくい止めたいと思っています。

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