<< 活動日誌の目次に戻る

【09.01.31】地方議会は与党も野党もない 二元代表制

地方議会は、議員も首長もそれぞれ住民が選挙で選ぶ二元代表制

斎場に通ずる進入路を造っている今はどこへ行っても誰に会っても「市長選はどうするの?」、「どちらが勝ちそう?」という話になりますが、自主投票を決めている立場としては答えようがありません。
さて、市長選が終わると勝った方についた議員と負けた方についた議員で市長の与党だの野党だのという話になりますが、本来、国会と違って二元代表制をとる地方議会には国会のような与党、野党というのはありえません。
というのも国会は国民から選挙で選ばれた国会議員が、内閣総理大臣を決めるという一元代表制(国民は選挙で国会議員を選ぶだけで内閣総理大臣を選挙で選べない)をとっています。
ところが地方議会は、議員も首長もそれぞれ住民が選挙で選ぶ二元代表制をとっていますから議員が首長を選ぶことはできません。
こうした制度の違いから地方議会では国会のような与党、野党はないということです。
もちろん、議員の中にも市長選で特定の候補者を応援することがありますが、そのことで与党、野党になることはないのです。
市民から選挙で選ばれた議員は、市民の声を聞き市の施策に対して市民にとっていいものには賛成、悪いものには反対するのが役目です(修正もあるのですが・・・)。
つまり、市長選で応援したからすべて賛成とか反対にはならないということです。
2月1日には新しい市長が決まりますが、誰が市長になっても「是々非々」でのぞむというのが議員の役割ではないでしょうか。

<< 活動日誌の目次に戻る

 ご意見、ご感想をお寄せください。

このページの先頭に戻る

最新情報は亀山市議団のサイトで