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【09.01.26】市内の非正規削減 3月末までに7社で680人に
「働くひとの窓口」への相談 12月は9件、1月はすでに16件
人口が5万人を超え少しずつ増加していた亀山市ですが、1月1日現在で人口が減少に転じました。
経済不況による「派遣切り」の影響が現れ始めたようです。
さて、今日は産業建設委員会協議会が開かれ、市内の雇用、失業の状況が報告されました。
市内事業所の非正規労働者数の削減見込みは、1月26日現在で7社680人となり、12月の報告より180人増加しています。
この企業への聞き取りは、従業員がおおむね100人以上の事業所16社を対象にしており、検討中の企業があることや100人未満の中・小規模の事業所が把握されていないことを含めて考えるとさらに大きな削減がされていると思われます。
また、「働くひとの窓口」への相談は、12月には9件だったのが、1月には22日現在ですでに16件になっており、求職に関する相談が15件、住宅に関する相談が13件になっています(求職と住宅両方の相談はそれぞれ1件と計算)。
中小企業セーフティネット融資認定件数は12月に31件、1月に11件(22日現在)となっています。
さらに、生活保護の相談も19年度57件から20年度(1月20日現在)71件(うち12月と1月だけで21件)に増加し、申請件数も19年度24件、20年度(1月20日現在)29件となっています。
今回の報告で年が明けてからより深刻な事態となっていることが数字に現れています。
市は今後の対策として、相談窓口に外国人通訳を入れることや職と住居を失い困っている人の住まいへの対応、市としての雇用創出などを検討していることも明らかになりました。
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