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【09.01.08】「年越し派遣村」の様子が良くわかる井上さとし議員のメール

「年末から派遣村で命をつないできました。今度は政治の番です」

松井渓水さんの書「本当にまじめに働こうとしている人たちか」と発言した自民党議員の坂本政務官の発言は、今回の事態が「政治災害」であり自民党に大きな責任があるという認識が全くないもので許せません。
日本共産党の井上さとし議員が派遣村の様子を書いてメールを送ってくれましたので紹介します。
『井上さとしです。
 
 新年第一号のメルマガになります。今年もよろしくお願いします。
 
 さて、仕事始めの今日から通常国会が始まりました。国会の召集日には必ず、
 大運動実行委員会の皆さんの昼デモが国会に来られます。今年はこのデモに、
 日比谷公園で年越しをした「派遣村」の皆さんが加わりました。人生で初めて
 デモ行進に参加された方が大半だったと思います。
 
 大企業から切り捨てられ寒空に放り出された皆さんの叫び、その皆さんを支援
 する運動が行政を動かし、厚労省の講堂の解放と引き続く宿泊場所の確保につ
 ながりました。「年末から派遣村で命をつないできました。今度は政治の番で
 す」――デモ隊の先頭にたつ、派遣村村長の湯浅誠さんからは、激励する各党
 の国会議員にこの言葉が突きつけられました。この声にどけだけ真剣に政治が
 向かい合うかが問われています。
 
 昼デモの後に院内で開かれた大運動実行委員会の集会でも、昨年末からの闘い
 が交流されました。「年越し派遣村」にボランティアとして六日間参加した方
 は、報道を見た人々が差し入れをもってどんどんやってきたことを話されてい
 ました。中にはおせち料理を持ってきた方も。「差し入れはないが、髪は切れ
 る」という方がいて、臨時の床屋を開設し、「さっぱりした、これで新年が迎
 えられる」ととても喜ばれたとか。
 
 暖かい社会的連帯が、職と住まいを失った皆さんに希望を与えました。それは、
 日本社会全体の希望でもあります。
 
 「社会的連帯で反撃しよう」にとどまらず「社会的連帯で政治を変える年に」
 ―今日の党の旗開きで志位委員長がこう呼びかけましたが、そのことを実感さ
 せられる1日でもありました。
 
 また、医師として医療ボランティアに加わった小池議員からは、都内や近県か
 ら党の地方議員や候補者の皆さんがかけつけてボランティアに加わっている姿
 をたくさんみかけたとのこと。党長野県委員会からお米やりんごが送られてき
 ていたことも院内集会で紹介されていました。
 
 暖かい社会的連帯の輪の中にも闘いの隊列にも多くの日本共産党員があること
 にも誇りを持った一日でもありました。
 
 明日から、論戦が始まります。「次は政治の番」―この言葉を正面から受け止
 めてがんばりぬきます。そして、総選挙勝利へ。闘いの年の始まりです。』

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