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【08.12.27】非正規切り たった1ヶ月で2.8倍の85,000人超え
全体としてどこまでいくのか、景気と同じで底が見えない
11月に厚生労働省が来年3月までに「派遣切り」される非正規労働者数を予定も含めて3万人と発表した時も大きな衝撃でしたが、今回はわずか1ヶ月の間に2.8倍に膨れあがり、8万5千人にもなるといいます。
まだ未定の企業や調査に含まれていない企業もあり、全体としてどこまでいくのか、景気と同じで底が見えません。
ただ言えることは、企業が第一義的に責任を持つことは当然ですが、政府、自治体ができることを最大限行い、路頭に迷う人をできる限りなくすことです。
中日新聞三重版のコラムが戦争体験文集を取り上げてくれた
さて、亀山九条の会の戦争体験文集が好評です。
私も50部ほど普及しましたが、昨日の中日新聞三重版にこの文集についていい記事がありましたので紹介します。
『憲法九条を守る活動をしている市民団体「亀山九条の会」が今月発行した、太平洋戦争の体験談をまとめた文集「明日へつなぐ平和のかけはし」。戦艦大和の最後や学徒動員、亀山での空襲などを記した文章が並び、60年以上前の戦争の実態を表している。
この中に1つだけ、戦後生まれの世代による文章がある。題名は「おじいちゃんの戦争体験とぼくの見た沖縄」。1944年に通信兵として沖縄戦に従軍し、生還した祖父の話を、当時小学6年生の筆者が自由研究としてまとめたものだ。
この筆者は1979年生まれで、戦争を直接は体験していない。だが、壕(ごう)の中での潜伏や終戦間際の様子などの描写は迫力に満ちており、その極限状態が良く伝わってきた。
戦争を体験した世代とそうでない世代、両方の文章が同様の力強さを持っている。それは「戦争の悲惨さ」という事実が、普遍的真実である証拠かもしれない。』
少し長くなりましたが、全文を紹介しました。
言うまでもないことかも知れませんが、この沖縄戦をたたかったのは私の父であり、この自由研究を書いたのは私の甥です。
この自由研究は1991年8月の作品で十数年前のことですが、今思えば記録に残しておいてくれて良かったと今、つくづく思っています。
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