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【08.12.25】非正規の解雇 来年3月までに600人ほどになる
産業建設委員会協議会が開かれ市が報告
明日は雪が降るような予報ですが、12月なのですから驚くこともないでしょう。
さて、今日は12月議会の産業建設委員会で提案した「雇用問題での報告」が市からありました。
これは日に日に変化する雇用情勢を踏まえ、その都度、委員会協議会を開き情報を報告するように求めたのに対して副市長が「年内には、一度開き報告します」と答弁していたものです。
今日の報告では、「今のところ大規模な人員削減はないが、来年3月までには予定されているものがある。アパートの空き室も増加しているし、外国人の問題も出てきている」などというものでした。
私が年内が問題だが、年内だけに絞ればどういう状況かと聞くと市は「年内は1社で60〜70人」だと答え、さらに3月末まではどうかと聞くと、「4社で500人(年内は含まず)。ただ、未定のところもありもっと増える可能性もある」というような答弁でした。
(注)私が聞いた範囲では、この4社の中にシャープも含まれているようだ。
この市が把握した数は、すべてをつかんだものではなく、また、企業側も現在予定している数を報告しただけで来年1月以降、新たに解雇をするところは含まれません。
とはいえ、来年3月までに600人近い人が解雇になるというのは大変な事態です。
年明けにより大きな動きが出ることは間違いないようだ
こうした事態に対しての市の取り組みは、@状況を調査する、A働くひとの相談窓口での対応、Bセーフティネット融資の認定事務、C年末窓口の開設(12月29日、30日午前10時〜15時)です。
このうち、12月に入って働くひとの相談窓口に6件の相談があり、その内容も報告されました。
また、私が一般質問で求めたホームページに「働くひとの相談窓口」を載せることは実行に移されたのですが、小さくて見にくいものでありさらに改善を求めました。
また、住居の確保で空いている市営住宅を活用したり、アパートを借りるなどの対策については、副市長が「大々的に打ち出すようなことはしないが、困った人が出ればきちんと対応するつもりはある」と答弁しました。
今日の報告では、年明けにより大きな動きが出ることは間違いないようで、来月も適宜、委員会協議会を開くことになりそうです。
追記
亀山商工会議所が年末相談窓口を開設します。
12月29、30日 午前10時〜15時
市の「働くひとの相談窓口」と合わせて大いに活用ください。
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