<< 活動日誌の目次に戻る

【08.12.14】亀山駅へのエレベーターの設置などで3億4820万円

平成21年度と22年度の2年間で、障がい者対応型エレベーターの設置(3基)と多機能トイレの設置を行うもの

JR亀山駅早いもので今年も残り2週間ほどになりましたが、暖かい日が多いためか師走の感がしません。
12月議会も明日15日の総務常任委員会と17日の本会議(採決、閉会)を残すだけとなりました。
さて、12月議会の議案で債務負担行為補正としてJR亀山駅バリアフリー化(エレベーター3基と多機能トイレの設置)促進補助金3億4820万円が計上されています。
債務負担行為とは、契約などで発生する債務の負担を設定することで、歳出予算には含まれず、現実に現金支払いが必要になった段階で、予算として改めて計上する必要があります。
つまり、JR亀山駅バリアフリー化のためにJR東海に補助金として3億4820万円の債務の負担を設定するということです。
この事業は、平成21年度(1億5740万円)と22年度(1億9080万円)の2年間で、障がい者対応型エレベーターの設置(3基)と多機能トイレの設置を行うものです。

JR東海は負担せずにその分も市が負担することに

ナンテンの実この事業のうち、3分の1を国が補助するためJR東海が国に補助金の申請をしていますが、この補助金がない場合でも事業ができるように事業費全額を計上し、国の補助金が決まればその分は補助金が返還されることになります。
また、この3億4820万円という額は事業費の上限額であり、入札等で事業費が安くなった場合でも補助金が返還されることになります。
早くできることは喜ばしいことですが、本来、バリアフリー法では鉄道事業者であるJRも3分の1を負担することになっていますが、乗降客が5000人を切る駅であるという理由でJR東海は負担せずにその分(3分の1)を市が負担することになります。
リニア新幹線を自前でつくれるほど財政に余力があるJR東海が、わずか1億円ほどの経費も負担しないというのは納得できないものがあります。

<< 活動日誌の目次に戻る

 ご意見、ご感想をお寄せください。

このページの先頭に戻る

最新情報は亀山市議団のサイトで