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【08.11.26】小坂新議長に議会運営の改善を申し入れる
「3人で会派」を改め1人から会派として認めるべき
今日は小坂新議長に議会運営の改善を申し入れました。
この申し入れは、毎年、正副議長が改選されるためその都度、党市議団として出しています。
ここ数年は、申し入れた項目が少しずつ実現されているので内容が変わっています。
今回は議案質疑についてはじめて時間制限の撤廃を盛り込みました。
これは現在の議案質疑が午後2時か3時には終了し、時間制限を撤廃してもその日のうちに終えることが十分可能なためです。
以下に申し入れの全文を紹介します。
2008年11月26日
亀山市議会議長 小坂 直親 様
日本共産党亀山市議団
服部 孝規
福沢美由紀
議会運営改善の申し入れ
臨時市議会も無事終わり、正副議長をはじめ常任委員会などの委員が新たに選出され亀山市議会も新たなスタートを切りました。そこで日本共産党亀山市議団は議会を活性化し、民主的な運営とするために下記の通り改善されるよう申し入れます。
1,会派について
申し合わせの「3人で会派」を改め、3人未満でも会派と認めること。
(理由)申し合わせでは「3人以上を会派」としていますが、県下各市では「2人でも会派」が大勢を占めており、「3人で会派」は人口10万人以上の4市と亀山市だけです。特に全国でも通用する政党である日本共産党の議員団を会派と認めず、「いずれの会派にも属さない」議員という扱いは改めるべきです。
また、三重県議会のように「会派要件(5人以上)」と会派として名乗ることを区別し、3人未満でも会派名を名乗ることを認めるべきです。
2,議案質疑、一般質問について
本会議での議案質疑の持ち時間の制限を撤廃すること。また、一般質問の回数制限を撤廃すること。
(理由)本会議での議案質疑は議員にとって大変重要な仕事です。現在、一人10分の持ち時間で行われていますが、私達は時間が足りなくなることが多くあります。また、現状では、本会議での議案質疑の時間制限を撤廃してもほとんどの場合、その日のうちに終えることができるはずです。もし、時間制限の撤廃が議員間で合意できないのであれば、少なくとも一人20分の時間を保障すべきです。
また、一般質問の回数制限の撤廃は、議員の質問をよりわかりやすく市民に伝えるために必要な改革でありぜひ実行すべきです。
3,議会運営委員会や代表者会議への参加について
議会運営委員会や代表者会議は、すべての会派(人数を問わず)が参加できるように改めること。また、正副議長の選出や常任委員会の所属など議員として対等、平等な権利の公使はすべての議員が納得できるルールをつくること。
(理由)議会の運営はすべての会派(人数を問わず)の協議によってすすめるのが民主的な議会の姿です。したがって3人以上の会派だけで決めるやり方は改めるべきです。
4,公費負担をともなう海外視察について
公費負担をともなう海外視察への参加をやめること。
(理由)現在、行われている公費負担をともなう海外視察については、慣例的なものを廃止し、当市にとって必要な問題が生じた場合に限り、協議して行うようにするべきです。また、中国への海外視察は日中議連という民間団体の主催であり、公費負担はやめるべきです。
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