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【08.10.21】亀中改築 白壁をつくって地域の目を遮断するという愚をまたやるのか!

「いい話を聞かせてもらいました」 演説会の感想がメールで

亀中第1棟の改築予定図日曜日の演説会に参加いただいた方から様々な感想をいただきました。
主催者側としては、「お誘いして良かった」という気持ちになるものが多く、嬉しく思っています。
さて、昨日、教育民生委員会協議会が開かれ、亀山中学校校舎改築(第1棟のみ)の進行状況について文書で報告がされました。
この中で、10月10日に工事説明会が開かれ、中学校の教職員、PTA、教育協議会、同窓会から33人が参加し、そこで出された意見が掲載されています。
今度の改築で南に面した道路沿いから東の坂道沿いに多聞櫓のところまで西小と同じ白壁(土塀)をつくる計画になっています。
教育委員会の資料によれば、「敷地境界に沿って白壁塀を計画し、西小学校まで連続する伝統的景観を計画します」とあります。
西小改築の時にも指摘しましたが、周辺の景観を守ることをこれまでも今もやっていないのに、なぜ、学校を建てる時だけこういうことを言うのか全く理解できません。
関中の改築もそうですが、学校というのは生徒や教職員が使い安く安全であることが第一で、観光のための施設ではないのです。

説明会で「防犯上逆効果」、「地域の目を遮断」というもっともな意見

亀中に面した道路に沿って多聞櫓まで白壁が造られる計画10月10日の工事説明会でも、「亀山中学校は「外から見守って頂ける」良い環境にある学校。白壁を作ることによりその良さを失うのでは。防犯上も有効ではない。」とか「白壁等で学校を遮断するのは防犯上逆効果。防犯面を考えても地域の目が学校内に届くようにしたい。」という意見が出されましたが、全くもっともな意見です。
これに対して市は、「南側の道路は広げる計画があり、道路の正確な位置は決まっていないが、恒久的な建造物を造ってしまうと後で壊さなければならない場合もあり得る。現時点では未定。」と回答しています。
将来、壊すこともあり得るものをわざわざ造り、地域の目を遮断して生徒の安全上新たな問題をつくることは到底、理解できません。
西小改築の時にも指摘しましたが、グランドの周りには今のような高いネットは必要ですし、その上、この白壁を造るとなれば余分な予算(西小より距離がはるかに長い)を使うことになり、その意味でも認められません。
この日、福沢議員が白壁について質問しましたが、教育委員会の回答は「西小の白壁に苦情は来ていない」というものだったというのを聞いて怒り心頭です。
西小改築では、この白壁について保護者や地域の人から多く批判の声が様々なところから出され、それを受けて私も議会でやめるように求めたのに、そうした声を無視して造っておきながら、「苦情はない」とはどういうことか!この問題をずっと取り上げてきたものとして黙っておれませんので12月議会で徹底的に追及したいと思います。

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