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【08.09.29】麻生首相はやはり特異な歴史観の持ち主だった

主権在君と、主権在民の憲法の区別がありません

もう見納めか彼岸花(下庄で)今日は麻生首相の所信表明演説がありましたが、本当にひどいものでした。
テレビ報道で一部を聞いたのですが、総選挙に向けてこの所信表明演説を利用しているとしか思えないものでした。
夜になって井上さとし参議院議員からのメルマガを読んでさらに驚きました。
一部を紹介しますと
井上さとしです。
 
いや〜ひどい。たった今、本会議での麻生総理の所信表明演説が終わったところです。余りこういう言い方は好きではありませんが、史上最低の所信表明演説でした。
 
冒頭から驚きました。「わたくし麻生太郎、この度、国権の最高機関による指名、かしこくも、御名御璽(天皇の名前と天皇の印−服部の注)をいただき、第92代内閣総理大臣に就任いたしました」。
 
「御名御璽」が本会議演説で飛び出すとは……。さらに麻生氏は、「私の前に、58人の総理が列しておいでです。118年になんなんとする、憲政の大河があります」と続けました。
 
なんと、主権在君と、主権在民の憲法の区別がありません。だから、冒頭の言葉になったのでしょう。驚くべき時代錯誤。
以上がメルマガの一部ですが、国の政治に関与してはならない天皇を持ち出したり、明治維新から以降の総理を引き合いに出し、戦後、平和憲法を持つ主権在民の国になった日本と戦前の主権在君の日本を同列に見る特異な歴史観そのものです。
辞任した中山大臣が誤った歴史観を持っていたのと同様の歴史観であり、中山氏を大臣に据えた理由が良く分かる演説でした。

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