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【08.07.28】市民の声が反映し、当初計画になかった弘法寺、神向谷、二本松団地、能褒野にもバスが走る

地域公共交通会議が南部ルートと東部ルートを最終決定

猛暑の中、土曜日に行われた市子連のソフトボール大会今日の昼頃から雷を伴う激しい雨が降っています。
このところ、雨がほとんど降らなかったので歓迎すべきなのですが、嵐のような激しい風雨でこれまでの雨量の少なさを取り返そうというような勢いです。
さて、24日に地域公共交通会議が開かれ、南部ルートと東部ルートを最終決定しました。
手元に資料はまだありませんが、担当室で聞いた話によれば南部ルートでは、当初計画にはなかった昼生の弘法寺(こうぼうじ−鈴鹿市との境の集落)や神向谷(かみごや)、二本松団地(阿野田町)にもバスが入ることになり、また、東部ルートでは当初、国道306号線を鈴鹿市の境まで走る計画でしたが、中部中学校から田村、名越(なごし)、能褒野(のぼの)を通り鈴鹿市の境まで走るように変更されました。

変更をさせた力は、自治会をはじめ地域の人たちの声

庭に咲いた朝顔の花こうした変更をさせた力は、自治会をはじめ地域の人たちの声です。
自治会での市への要望とともに、パブリックコメント(行政が政策決定をする場合に市民の声を聞く制度)への意見の集中の取り組みなど地域ぐるみでの取り組みが地域公共交通会議の委員さんを動かしたのだと思います。
ある地域では、運行されるマイクロバス(当初はワゴン車)がUターンできる場所を自分たちで確保すると言っているといいます。
福沢みゆきさんの市政報告会に参加すると毎回、このバス問題が議論されその都度、バスを通して欲しい地域が広がっていきましたが、地域での運動が広がり最終的に市民の声が反映されるまでの経緯が良く分かります。
市民が声をあげ、地域全体で取り組んだバスは多くの場合成功しているようです。
ただ、「異動困難者」に絞ったバスの運行という位置づけは問題がありますが、市民の声を真剣に聞き、それをできるだけ反映しようとする地域公共交通会議の姿勢は評価できます。
あとはできるだけ早期に運行開始されるように担当室の努力を期待します。

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