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【08.06.17】総務常任委員会 4つの請願を議論 「廃止」と「見直し」がともに採択?

無戸籍となっている子に住民登録を求める請願 残念ながら不採択

ガクアジサイの花昨日は長い1日でした。
私が所属する総務常任委員会が開かれ、提出されている4つの請願が審議されました。1つは、民法の規定で無戸籍となっている子に住民登録を求める請願、2つ目は、民法のこの規定について国に運用の見直しを求める請願、3つ目は、後期高齢者医療制度の廃止を求める請願(県社保協が提出し、党議員団など4名が紹介議員)、4つ目は、後期高齢者医療制度の運用面の改善を求める請願(公明党議員などが紹介議員)です。
まず、民法の規定で無戸籍となっている子に住民登録を求める請願が審議され、私は「基本的には法の問題であり、自治体の判断は難しいが子どもの将来を心配する親の願いとして住民登録を求めることは当然のこと。議会としてこうした市民の思い、願いを込めた請願は採択すべき」と主張しました。
採決の結果は、3対4という僅差で採択されませんでした。
2つ目の請願は、国に求めるもので採択されました。

4つの請願は、明日の本会議で採決

まちで見つけた花3つ目の請願と4つ目の請願は、国に対して後期高齢者医療制度の「廃止」を求めるか「見直し」を求めるかという全く違った請願ですが、一人の委員が両方の請願に賛成したため採決の結果は、ともに4対3で採択されるという「珍現象」が起きました。
私は、「この制度が75歳以上を別建てにした医療制度としたことに根本の問題があり、国民の怒りがある。これの解決は見直しではできず、廃止するしかない」と主張し、「公明党がこうした制度を成立させ、実施後間もない時期にもう見直しを言い出すのは無責任だ。また、政府与党が見直し案を示しているのになぜ、見直しの意見書を国にあげる必要があるのか」と指摘しました。
この4つの請願は、明日の本会議で採決されますが、それぞれ各議員の判断がわかれ、拮抗しているため採択されるかどうかは全くわからないという状況です。

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