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【08.06.12】市長の退職金 市民の高すぎるという声が理解できない田中市長の答弁

鈴鹿市が引き下げても亀山市は引き下げない

自宅の庭議会での質問準備などで忙しく、久しぶりの更新になります。
昨日で議案質疑、一般質問が終わりましたが、昨日、櫻井清蔵議員が一般質問で取り上げたいわゆる無戸籍児の出生届の受理(求めているのは住民票への記載)の問題で、多くのマスコミが注目する中での質問であったため、議場は今まで経験したことがないような重苦しい雰囲気に包まれ、質問者も答弁者も緊張の中でやり取りをしていた感じです。
質問を聞いていた人からは、わかりやすく問題がよくわかるいい質問だったという声が聞かれました(この問題は後日、コメントします)。
私の質問はその直後で櫻井質問の余韻が残る中でしたから、やりにくさがありました。
取り上げたのは、これまで再三求めてきた情報公開条例の見直しと4年前にも取り上げた高すぎる市長の退職金問題です。
今日は、議会内でも反響が大きかった市長の退職金問題を報告します。
4年前に取り上げた時、石田鈴鹿市議の質問に鈴鹿市長が退職金の見直し(引き下げ)を検討するという答弁をしていたので、「鈴鹿市が引き下げたらどうするのか」と質しました。
この時田中市長は、「鈴鹿市の動きは見守っていく」と答弁したので今回、その後、どうしたのかまず、質しました。
市は、「県下の比較で問題はない額」だと答弁し、見直しをしなかったということでした。

他市との比較でしか正当性が語れない

福祉の中心施設「あいあい」この問題は亀山市長だけが特に高いというのではなく、知事の退職金(1期)の平均額が4000万円、市長の退職金(1期)が2000万円といわれるようにほとんど自治体で高額な退職金が支払われていることが問題であり、それを問われても「他市との比較では問題ない」という認識なのです。
私は、「(自治体間の横並びは)赤信号、みんなで渡れば怖くない」というものだと指摘し、多くの市民の感覚では1期4年務めただけで1800万円はあまりにも高すぎると思っているが、市長はこの市民の声をどう思うのかと質しました。
田中市長は、「一般の人の退職金との比較だけをいわれたが、会社の役員などの退職金なども比較するべき」という驚くべき答弁をしました。
私は、「市長の退職金もわれわれ議員の報酬もすべて市民の納めた税金から支払われているのだから、市民が納得するような額でなければならない。市長の答弁を聞いていると全く、市民の気持ちがわかっていない。」と批判しました。

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