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【08.06.02】「文藝春秋」6月号に載った2つの読み応えのある論文

片山前鳥取県知事は「現在の日本でいったい教育と道路のどちらが大切か」を問いかけた

京都・大原・三千院の庭パソコンの調子が悪くなり更新できませんでしたが、今日から再開です。
昨日は党後援会のバスハイクで京都・大原の里へ行ってきましたが、天気が良すぎて暑いぐらいでした。
バス2台、90人の参加で行ったのですが、帰りに交通事故による渋滞にぶつかり、大津市内を抜けるのに3時間ほどかかり、亀山に戻ったのは午後9時前になっていました。
午後6時には帰る予定でしたが、3時間も遅くなってしまい参加された方には申し訳ないことをしました。
さて、文藝春秋の6月号に載った2つの文章を紹介します。
1つは前の鳥取県知事片山善博氏の「道路国家より教育立国を」です。
片山氏は、冒頭で「現在の日本でいったい教育と道路のどちらが大切か」という投げかけをしています。
自らが参加する中教審の下部組織である特別部会で、多くの委員から「教育予算の拡充を」という意見が出されていたのに、「4月2日に示された答申案では官僚の手によって見事なまでに骨抜きにされた」と批判しています。

自民党の堀内光雄氏は「『後期高齢者』は死ねというのか」と批判

関支所に咲くさつきの花片山氏は、日本の教育予算が国際比較でも少ないことを指摘し、特別部会でも「教員の多忙化や学校施設の老朽化の深刻さ、さらにいじめ、不登校など教育現場で問題が山積している」として「この部会では教育予算の拡充を目指してきた」のに骨抜きにされたといいます。
さらに教育問題では、一般財源化してはいけない義務教育費の国庫負担金を小泉首相の時代に一般財源化したこと、また、地方交付税で図書購入費が盛り込まれたのに、勝手に他に使ってしまった自治体が出たこと、さらに地方交付税で措置するからと国にいわれ、自治体が『箱物づくり』に走ったけれど、国は地方交付税を大幅に削減し結局、あてにしたお金はこなかったことなどを指摘し、「ものづくり」より「人づくり」が大切だと主張されています。
もう一つの文章は、自民党の堀内光雄氏の「『後期高齢者』は死ねというのか」という強烈な題の文です。
堀内氏は、この制度の様々な問題点を指摘し、直ちに凍結せよと主張されています。
この文章については詳しく紹介できませんが、2つとも読むに値する文章であり、時間があればぜひご一読をおすすめします。

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