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【08.05.25】議会特別委員会で県議会を視察 議会基本条例の制定に向けて

この10年間に議会も大きく変化した

県議会での視察の様子(写真正面の左が竹井委員長、右が私)市会議員になって10年目を迎えましたが、この間に議会も大きく変わりました。
顔ぶれも変わりましたが、議会改革という点でも変化しています。
議会の様子をケーブルテレビで中継するようになったこと、質疑・質問ですべての議員の持ち時間を平等にしたこと(当たり前のことをやっただけですが・・・)、本会議や委員会の議事録をホームページや情報公開ですべて公開していること、さらに理事者側と議員側が対面式に質疑・質問をすることや一括して質疑・質問をするやり方から1問1答方式に変更したことなどです。
今回、議会に「議会のあり方等検討特別委員会」が設置されたのは、こうした改革をさらにすすめ、今まで以上に市民の議会に対する厳しい目がある中で、議会とは何をするところか、また、議会と市長との関係はどうあるべきなのか、さらに議会と市民との関係はどうあるべきなのかといった基本的な理念などを「議会基本条例」として定め、それに沿った議会改革をよりすすめようというのが今回、特別委員会を設置した理由だと理解しています。

市民により一層、開かれた議会に、また、より民主的な議会に向けて改革を

まちで見つけた花21日に、議会基本条例を都道府県では最初に制定した三重県議会を特別委員会として視察し、制定に至る経緯やその後の改革などについて話を聞いてきました。
改革の成果として最近では会期を年2回(今までは年4回だった)としたことで、道路特定財源にかかる県条例の改正が議会会期中に審議できたこと(今までは3月に議会が終了し6月までは議会が開かれないので知事による専決処分−知事が決め、議会には後日報告する仕組み−がされていた)や乳幼児医療費を県が自らの負担を減らす方向の見直しを打ち出した時に、議会の検討委員会が機能し各自治体の意見を聞き、それをまとめて知事に議会としての意見を出したことにより県の改悪を止め、より良い方向に改革させたことなどがあげられます。
亀山市でもこれから議論が始まりますが市民により一層、開かれた議会に、また、より民主的な議会に向けて改革をすすめたいと思います。

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