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【08.05.22】亀山市の小、中学校の耐震化は完了まであと少し
三重県議会ですすむ議会改革を視察
昨日、「議会のあり方」特別委員会で三重県議会を視察し、議会基本条例について話を聞いてきましたが、その中でこの基本条例制定後、様々な改革がすすめられ、つい最近では議案や意見書、請願などへの賛否を会派別、議員別にすべて公開することを決めたという話がありました。
市民の方から「だれがこんなことを決めたのか」というお叱りを受けることがありますが、提案した市側の責任と同時に議会で各議員がどんな態度を取ったのかも明らかにされるべきです。
さて、中国の地震で学校が倒壊したことが大きな波紋を呼んでいます。
今朝の新聞によれば政府も公立小、中学校で約4割が耐震化されていない実態を改善するために、耐震化ための国の補助率の引き上げなどを検討しているようです。
市民の方から「亀山市の学校の耐震化はどうなの?」と聞かれることがありますので現在の状況を担当室に問い合わせました。
中国の痛ましい出来事を大きな教訓として防災対策を
その結果、残っているのが亀山中学校の第1棟(職員室のある棟)、関中学校の管理棟(両中学校とも今年度に実施設計をし来年度から着手予定)、幼稚園では東幼稚園(建て替える計画)、保育園では加太(耐震化工事が始まる)、第2愛護園(建て替える計画)、第1愛護園(耐震化工事中)ということでした。
この問題を私が議会ではじめて取り上げたのが2001(平成13)年で、この当時は耐震度調査が行われていたのは西小学校だけで、県下の半数以上の都市が60〜100%耐震度調査を終えていた状況と比較すれば遅れた市の1つでした。
その後、計画的に耐震診断、耐震補強がすすみ、現在の到達となっています。
中国の痛ましい出来事を大きな教訓として防災対策をすすめたいと思います。
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