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【08.05.20】介護保険料の引き下げで広域連合長らと懇談
川岸広域連合長(鈴鹿市長)と田中広域副連合長(亀山市長)がそろって出席
鈴鹿と亀山の党市議団が4月2日に介護保険をやっている鈴鹿亀山広域連合に保険料の引き下げなどを求める要望書を出したことは、このHPで以前に書きましたが、今日はその回答を聞くために川岸広域連合長(鈴鹿市長)と田中広域副連合長(亀山市長)に出席いただき、事務局長など職員も同席した中でわれわれ4人の議員と話し合いを持ちました。
まず、森川鈴鹿市議が要望書の内容を説明し、川岸連合長に回答をいただきました。
われわれ議員団が求めたのは、保険料を決める時、給付費を過大に見積もったために、保険料の取りすぎが生じ、結果として基金が6億8千万円にもなり、この基金を使えば保険料を15〜20%引き下げできることなど3項目です。
川岸連合長は、「近年、高齢者を取り巻く環境は大変厳しくなっている」という認識を示した上で、「基金の繰り入れも考慮した上で(保険料の引き下げについては)慎重に検討したい」という回答をしました。
高齢者の置かれた厳しい状況全体を見て判断して欲しい
その後、減免制度を拡充することや第5、第6段階の所得基準の見直しをすることなどの要望について意見交換をしました。
私は今回の要望に対して介護保険だけを見て判断するのではなく、後期高齢者医療制度の導入や国保税の値上げ、さらに来年からは住民税まで年金から天引きされるという高齢者の置かれた厳しい状況全体を見て判断して欲しいという意見を述べました。
今日の話し合いでは、まだ検討中で明確な回答はありませんでしたが、来るべき広域連合議会で市民の願いに応えるような方向が出されることを期待したいと思います。
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