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【08.03.27】後期高齢者医療の保険証が届く 市に問い合わせが相次ぐ
野党4党が共同で廃止の法案を国会に提出
今日で3月議会もようやく終わりますが、最終日がある意味で一番大事です。
というのもこれまで1ヶ月近く審議してきた議案について採決をする日だからです。
私達、市議団は良いものには賛成、悪いものには反対の「是々非々」の立場で判断します。
さて、4月から始まる後期高齢者医療制度ですが、3月に保険証が郵送されました。
それを見た市民から市役所へ問い合わせが相次いでいます。
私のところへも近所の人から問い合わせがありました。
この後期高齢者医療制度に日本共産党、民主党、社民党、国民新党の野党4党が共同で廃止の法案を国会に提出していますが、3月14日に日本共産党の小池晃議員が参議院予算委員会で質問をしました。
道路は何が何でもつくり続けるが、高齢者には医療費を削減するために差別医療
この質問で小池議員は、厚生労働省の審議会が、「75歳以上の後期高齢者の特性」として、@治療の長期化、複数疾患への罹患(りかん−病気にかかること)が見られる、A多くに、認知症の問題が見られる、Bいずれ避けることのできない死を迎えると規定していることを明らかにし、「こんな考え方で制度をつくれば、差別医療になるではないか」と迫りました。
さらに、「日本の社会とは、高齢を心から祝う社会ではなかったか」、「財源を理由にして、高齢者の医療費からまず削る。こんな政治に未来はない」と正面からただし、最後に「4月に制度が始まってから『見直す』では遅い。ただちに制度の4月実施を中止・撤回すべきだ」と強く求めました。
人が生きていくことが大変な社会になっているのに、道路だけは多額の予算を確保し何があってもつくり続け、財政難を理由に高齢者に「早く死ね」といわんばかりに差別医療をする−こんな自民・公明政権をこれ以上続けさせるわけにはいきません。
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