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【08.03.15】設計金額の事後公開は予定価格との大きな差が明らかになるのをおそれて非公開としているのか! 

県下14市で非公開としているのは亀山市を含め4市しかない

昨日の新聞各紙が県が発表した「シャープ効果」を大きく報道しましたが、その中身の検証もなく県の発表をそのまま載せているのはいただけません。
例えば税収増は書かれていますが、誘致関連での支出増は全くふれられていません。
また、この3年間でシャープ操業前より75億円増えたとしていますが、県は90億円を補助しますのでこの額を超えてからはじめて「税収増」となるのです。
さて、13日の一般質問では市が発注する工事の設計金額の事後公開を求めました。
これは設計金額、予定価格、落札額が公開されることで市民の目線で競争入札が公正に行われたのかどうかを検証するためです。
私は青森県三沢市が設計金額を入札後、非公開としたのを裁判で公開を命じられた判例や宝塚市で情報公開審査会が同じく市の非公開を公開とするように答申した例をあげ、さらに県下14市で非公開としているのは亀山市を含め4市しかないことなどをあげ公開を求めました。
市は従来からの答弁をくり返すだけで全く前向きな答弁がありませんでした。
最後に私は、「市長が公開できないのは、公開することで設計金額と予定価格の大きな開きが明らかになることをおそれているからではないのか」と迫りましたが、市長はこの質問にまともに答弁ができませんでした。
今後は情報公開審査会に不服申し立てを行い、その判断を仰ぎたいと思います。

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