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【08.02.06】関町の人たちに喜ばれています 直通バス

寒い時期なのに1日平均33人の利用者

JR関駅前で停車したバスマスコミは連日、中国の餃子問題を取り上げ、犯人捜しには熱心ですが、この問題の背景にある日本の食の安全対策はあまり取り上げません。
輸入される食品のわずか10%しか検査されず、加工品となると全く検査されません。その上、日本の食糧の自給率はわずか39%しかなく、6割以上を輸入に頼っているのが現状です。
今回の問題もこうした背景から起きた問題であり、ここにメスを入れないと同じことがくり返される危険があります。
さて、昨年12月から旧関町と市中心部(あいあい、医療センター)を結ぶ直通バス(12人乗りのワゴン車)が走り始めました。
市の担当者の話では、12月の利用者が817人(1日32人)、1月の利用者が760人(1日33人)と大変好調だと語っていました(旧関町時代の巡回バスの利用者は一昨年12月に284人でした)。
運行が始まったばかりでまだまだ知らない人もいるし、一番寒い時期でこの数字ですから暖かくなれば利用者はもっと増えると思います。

バスを利用する人たちが健康で明るく出歩けることの「効果」は大きい

早くも咲き始めた梅の花今日は午後にJR関駅でバスを見たのですが、車内は満員でJR関駅前では6〜7人の方が降りていました。
この直通バスを議会で取り上げるきっかけは、障害を持つ人が合併後、会合があいあい(市総合保健福祉センター)でやられることが多く、その時にはバスで関駅に出て、JRで亀山駅に行きそこからさわやか号に乗り換えるという大変さを語ってくれたことでした。
その人に聞いてみると、「おかげさんでみんな喜んでいるよ。朝、9時台のバスで医療センターやあいあいへ行き、あいあいでは温泉に入りカラオケをやって午後3時台のバスで帰ってくる。今朝は乗り切れずに急遽、1台追加してもらった。」と語ってくれました。
市はよく「費用対効果」といいますが、単にバスの料金収入(利用者数)と運行経費の比較で語るのではなく、バスを利用する人たちが健康で明るく出歩けることの「効果」は計り知れないものがあります。
こうした経験を十分に踏まえて今後の生活交通再編に活かして欲しいものです。

JR関駅前のバス停


12人乗りのワゴン車(JR関駅前で)


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