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【07.09.30】沖縄の怒り 父から聞かされた沖縄戦≠ニ同じだ

島ぐるみ 11万人の怒りの集会

まちで見つけた花とうとう羽毛布団を出した。
先週の土曜日に行われた小学校の運動会が海水浴場のような暑さだったのがうそのようだ。
さて、今日の新聞各紙の一面には、高校の歴史教科書から沖縄戦「集団自決」で日本軍が強制・関与したことが削除されたことに対し、島ぐるみの11万人の怒りの集会が開かれたことが取り上げられている。
私の父は沖縄戦の体験者で、摩文仁の丘にあった豪の軍司令部にいて通信兵として仕事をし、通信兵であった故に最後まで残され、死なずにすんだ経験を持っている。
この沖縄戦の話は、父から聞かされて教科書で学ぶ以上に詳しく知っていた。
集団自決も軍が豪にいる住民を追い出した話もその頃に聞いたことがある。
このように多くの体験者が語る沖縄戦≠フ真実を教科書から消してしまおうとするのだから怒りが出るのは当然だ。
集会で高校生が、「私達のおじいおばあたちが、うそをついていると言いたいのでしょうか」と怒りを語ったが、私も「父がうそを言ったのか」と言いたい。
裁判では軍の命令書があったかなかったが争われているようだが、そんな文書よりひとりひとりの体験者の数多くの証言の方が真実を語っている。
教科書の書き換えまでして侵略戦争を正義の戦争に仕立てようとする安倍前総理をはじめとする「靖国派」の人達には心底怒りを感じる。

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