<< 活動日誌の目次に戻る
【07.08.15】今年の夏は戦争と憲法を考えた
今日は62回目の終戦記念日
今日は62回目の終戦記念日だ。
今年の夏は過去の戦争を正しかったとする安倍内閣が参議院選挙で大敗したこともあり、テレビでも戦争を取り上げるドラマなどが結構あった。
その中で『はだしのゲン』は二夜連続で見たいいドラマだった。
ゲンの父親が戦争に反対したため、家族が様々な嫌がらせに合う場面などは戦争への歯車が一旦動き出したら一部の人達ががんばってもどうにもできない恐ろしさがあった。
私達にできることはそういう状況をつくらせないことだと強く感じたドラマだった。
また、憲法の問題では先日のHPにも書いたが、亀山9条の会が9月16日に映画『日本の青空』を上映する。
この映画の公式HP(映画「日本の青空」で検索できる)があるのでぜひみて欲しいが、この映画についてのコメントで紹介したいものがある。
「日本の青空」はこうした歴史を学ぶ格好の映画
法学館憲法研究所のHPにこの映画についてのコメントがあるので一部を紹介したい。
『当時GHQは日本政府に対して、大日本帝国憲法にかわる憲法をつくることを求めていたのですが、鈴木安蔵ら憲法研究会の憲法案をその重要な原案の1つとしていたのです。GHQは当時の国際情勢の中で日本の天皇制を利用したという批判はありますが、彼らは鈴木安蔵らの国民主権や人権尊重の考え方を積極的に取り入れたのです。そして、鈴木安蔵らの憲法案は自由民権を主張した植木枝盛(うえきえもり)らの考え方を参考にしたのです。GHQは当時の幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)首相とのやりとりの中で戦争放棄・戦力不保持も憲法に盛り込むことにしました。
このような歴史を見るならば、日本国憲法は日本人自らがつくりあげてきたともいえるのです。「日本の青空」はこうした歴史を学ぶ格好の映画だと言えます』
ぜひ多くの市民の方にみて欲しい映画だ。
<< 活動日誌の目次に戻る