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【07.08.05】また、交通空白地域をつくるのか 旧関町南部から怒りの声

バス問題は今、市地域公共交通会議で検討中

アパートの西の窓から関町方面を見る自宅の解体がすべて終わった。
家がなくなると建っていた頃より狭く感じる。
これから地盤改良を少しおこない、基礎工事、上棟へとすすんでいくが、建築が台風シーズンと重なるため予定通りすすむのかが心配だ。
さて、バス問題は今、市地域公共交通会議で検討中だ。
先日、第1期事業計画案として旧関町と市中心部(あいあいや医療センター)を結ぶ「西部Aルート(案)」についてパブリックコメントが実施され、いくつかの意見が出された。
そんな折りに旧関町南部に住む方から電話をいただき、「今まで(旧関町時代)巡回バスが走っていたのに、今度、廃止になる。そんなことになったらこの南部地域では足がなくなってしまう」というものだ。

南部地域には、古厩(ふるまや)、久我、萩原、福徳、越川(えちがわ)などの集落があり、関ヶ丘の団地も含め300世帯ほどが住んでいる

関宿の町並み「西部Aルート(案)」によると旧関町巡回バスがなくなり、坂下からあいあいや医療センターまでのルートが計画されているが、このルートはすべて国道1号線とその北側を走り、1号線より南の南部地域にはバスが走らない計画だ。
この南部地域には、古厩(ふるまや)、久我、萩原、福徳、越川(えちがわ)などの集落があり、関ヶ丘の団地も含め300世帯ほどが住んでいる。
坂下は160世帯ほどの集落であるが、この計画案には、「坂下地区は、関駅から離れた山間部の交通不便地区であり、高齢化も高いことから、最寄り駅(関駅)への交通アクセスを必要な範囲内において確保」ときちんと位置づけられ、バスが確保されている。
こういう観点から見れば、南部もほぼ同様の交通不便地区であり今回、バスをなくした理由が全くわからない。

加太駅止まりにせず、そのまま南部に伸ばし関駅へつなげるルートを考えれば・・・

野村を走るさわやか号昼生地域でバスをなくしてしまって大問題となり、地域の人達の声と党の指摘で今度の計画ではバスが走る予定だ。
今回のこうした経験を旧関町南部には全く生かされていないのが不思議なことだ。
市長はシャープ誘致について聞かれると、「税収が増え豊かになった」ということを強調するが、市民生活にはそれが実感できないことが次々と起こる。
旧関町南部地域にバスを走らせるのに、ワゴン車なら1,000万円もかからずにできるはずだ。
私は西部Bルートで計画されている加太のバスで、加太の中在家から加太駅までというルートを加太駅止まりにせず、そのまま南部に伸ばし関駅へつなげるルートを考えればと思うがどうだろうか。
(参考)市地域公共交通会議については、市HPで生活ガイドの中から「交通」をクリックすると見ることができます。

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