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【07.07.05】小池百合子新大臣が「核武装」論者って知っていました?
「はっきりせよ」と言いたい
参議院選挙に向けて三重選挙区の立候補予定の3人による公開討論会がいくつかの市で行われている。
その中で「はっきりせよ」と言いたいのが民主党の候補だ。
憲法9条を変えるのか変えないのか、変えるとも変えないとも言わない。
今度の選挙で選ばれた参議院議員は、その任期中に憲法「改正」を議論する可能性が非常に大きい。
それなのに、争点とするかどうかは別にしても「憲法9条を変えるのか変えないのか」の見解は表明すべきだ。
それとも選挙の時には黙っていてその時になったら党の決定(今のところ民主党は憲法9条を変える立場)に従うつもりなのか?
いずれにしてもこれほど重要な問題に「論憲の立場」などと訳のわからないことをいう人を議員にはできない。
核武装 「国際情勢によっては検討すべきだ」と回答
さて、久間防衛相が辞任し、後任に安倍さんは小池百合子議員を任命した。
この小池さんは、改憲・右翼団体「日本会議国会議員懇談会」の副幹事長で、過去の侵略戦争を正しい戦争だったと美化する「靖国」派の中心人物の1人だ。
核武装についても毎日新聞のアンケート(2003年)に「国際情勢によっては検討すべきだ」と回答した核武装論者だ。
久間さんの後任なのでこうした本音は一切語らないだろうが、安倍さんが選んだのだから「靖国」派であることは間違いない。
私は小池議員を以前から好ましく思っていない。
何よりも節操がないからだ。
非自民を掲げた日本新党から出て初当選し、その後新進党、保守党などと転々として今では自民党に平気でいる。
昔、中曽根元総理のことを「風見鶏」と呼んだが、小池大臣もその時その時に都合のいい政党へ節操もなくかわっていく「風見鶏」そのものだ。
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