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【07.06.15】教育民生委員会の採決が可否同数 委員長の決でようやく可決

保育園の仮園舎建設と斎場建設事業に議論が集中

久しぶりの青空(取り壊しが近い我が家)今日の新聞各紙は昨日の県議会での萩原量吉議員の質問を大きく取り上げていた。
昨日の質問をテレビで見たある保守系の市議が、「迫力あったなあ。お前さんはまだ優しいなあ」と私に言ってきた。
やはり、様々なところで注目を集めたようだ。
今日は教育民生委員会が開かれ、熱心な議論が夕方まで続いた。
特に耐震工事のための保育園の仮園舎建設が4回にわたり入札が不調になった問題と、斎場建設事業で3月議会までは平成20年3月までに完成させるとしていたのに、6月になって突然、もう一年延ばし平成21年2月頃に供用開始するという延期の提案がされた問題に議論が集中した。

可否同数の場面に出くわしたのは、初めてのことだ

まちで見つけた花斎場建設は、3月議会に火葬炉工事の契約を20年3月に間に合わせたいということで、突然、追加議案として出され、議会でも様々な批判が出た中で何とか期限までに間に合わせるためなら仕方ないという判断で、認めたいきさつがある。
ところが火葬炉の契約の議案が通ったら、6月になって20年3月には間に合わない、もう1年延期したいと言い出した。
議会としてはそんなことなら火葬炉を3月に無理して審議することはなかったではないかという思いが強い。
その上、延期する理由としてあげたものが、3月段階でも延期の判断ができたような理由であり、どうもスッキリと納得できないというのが大方の意見だ。
こうした議論を重ねた結果、採決では3対3になり、委員長の決でようやく可決するという非常にきわどい結果となった。
議員になって9年目を迎えるが、こうした可否同数の場面に出くわしたのは、初めてのことだ。
教育民生委員の福沢みゆき議員は、いろいろと質疑をしたが最後まで納得できる答弁が聞けず、反対した。
この議案は、一般会計補正予算の教育民生委員会所管分だけの採決であるため、最終日の一般会計補正予算の採決は、また違った判断がされる可能性が高い。
いずれにしても、納得できないものに「ノー」という議員がいて、可否同数になるということはしっかり議論がされたということで評価できることだ。

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