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【07.06.14】高額所得者には3800万円の減税 庶民には定率減税の廃止で1億2千万円の増税

「爆弾発言やからなあ」

今日のような雨降りによく似合うあじさいの花昨日の私の質問を今朝の新聞各紙が取り上げてくれた。
昨日は質問の前後に各社から問い合わせがあったので、予想はしていたが・・・。
中には「○○についても聞いて欲しい」などという声も。
議員の中には、「爆弾発言やからなあ」とか「こんなことを取り上げられるのは共産党だけや」という声が聞こえ、関心の高さを感じた。
さて、みなさんに質疑、質問の内容と答弁をお知らせしたいのですが、なかなか思うように更新できませんが、ぼちぼちやっていきたい。

政府税調でさえ「株価が回復したのだから続ける理由がない」といった

福沢みゆき議員今日は11日に福沢みゆき議員が質疑した税制「改正」について書きます。
この「改正」は、「上場株式などの譲渡所得などに対する税率の特例措置」というものですが、簡単にいえば株でもうけた人に減税をするというもので、今回はこれをさらに延長するという内容だ。
この措置で亀山市に入らなくなる税金は約3800万円ということだ。
つまりこの減税を延期しなければ、3800万円の税収増になったということ。
今、住民税が大幅に上がって怒りが吹き出しているが、この増税のもととなった定率減税の廃止によって市は1億2100万円の増収になったという。
この株でもうけた高額所得者への減税は、政府税調でさえ「株価が回復したのだから続ける理由がない」といったのを、日本経団連などが政府に言って続けさせたというものだ。
税の根本原則は、能力に応じた負担(多く所得を得た人ほど税額も多い)をし、公平であることだ。
今回のような株という不労所得(高額所得者ほど株の所有率が高い)に減税をして、額に汗して一生懸命働いている庶民に増税をするという「格差社会」を押しすすめる今度の税制「改正」には反対だ。

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