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【07.05.22】景観法を学び、議論 市民交流の日

一級建築士の奥田裕子さんを講師に30人を超える人が参加

丸坊主にされた西野公園の北の里山教育再生だとか教員免許の更新を盛り込んだ教育三法案が盛んに取り上げられていますが、安倍内閣は教育をよくするためにもっとも必要な教育予算の増額や教職員の増員といった方針は全く持っていません。
さて、昨夜は「きらめき亀山21」の5月の市民交流の日でしたが、30人を超える人が集まり、一級建築士の奥田裕子さんを講師に『どうする?これからの亀山の景観』というテーマで景観法を学びながら亀山をどんなまちにしていくのか熱心に議論がされました。
景観法は2004年6月に成立した法律で、「良好な景観の形成の促進」を国の重要課題と位置づけた画期的な法律といわれています。
特徴として、@「良好な景観の形成」に関する基本理念を定めたこと、A景観形成のための建築物等に対する具体的な規制など行うために、「景観行政団体」や「景観計画・景観計画区域」などの新しい概念をつくったこと、B一方で景観法によって直接建築物等を規制する枠組みをつくるとともに他方では地方自治体の自主性を尊重して地方自治体がつくる条例に多くの部分をゆだねていることです。

次回も景観法について学習、議論

関の町並み今回の話し合いでは、自分の住む地域の景観の実態やこの地方自治体にゆだねられた部分を市民の力で条例づくりをしようという意見などが出されました。
私は高層マンションなどが無計画に乱立することに早く規制をする必要性と私権(法律で認められた個人の権利)を制限するという規制づくりをどう折り合いをつけていくのか、また、住民の中で十分時間をかけてどんなまちにしたいかを議論して決めていくことの大切さというように、一方で急ぐ必要と他方でじっくりと議論をするという相反する難しい課題があることなどを話しました。
来月の21日には、再度、景観法を取り上げ今度は行政が現状を話しすることになっています。
多くの方に参加いただき、しっかりと議論していきたいものです。

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