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【07.04.03】全国一斉学力テスト 批判受け一部修正へ

文部科学省が氏名の代わりに番号を記入する方式を認める

庭のユキヤナギ市内を走っているとどこでも桜の花が満開です。
小中学校の入学式は9日ですが、それまで何とかもって欲しいものです。
さて、3月議会の一般質問で取り上げた全国一斉学力テストですが、今朝の日刊紙しんぶん赤旗によれば文部科学省が氏名の代わりに番号を記入する方式を認める(例外措置)との連絡を都道府県教育委員会に出したことが明らかになりました。
これは子どもに氏名を記入させ、質問紙調査ではプライバシーにかかわる質問にも答えさせて、結果を民間企業に集計させることへの批判に対応したものです。
ただ、この番号方式で行う場合は今月6日までに都道府県教委を通じて文科省に連絡するよう求め、連絡がない場合はこの例外措置はとれないとしています。
私は直ちに口頭で市教育委員会へ文科省の文書を取り寄せ、例外措置をとるように検討するように申し入れました。
 
 

子どもを傷つける質問項目の一部を削除

満開になった豊田クリニックの桜また、この「事務連絡」では、「子どもを傷つける」などとして批判が強まっていた「家の人から大切にされていると思うか」、「家に何冊本があるか」などの項目を質問紙から削除するとしています。
この全国一斉学力テストの問題は、県内各市でも共産党議員が3月議会で取り上げ、やめるように求めていますが、私が知っている範囲でも、松阪市と四日市市で本会議で質問をしています(それ以外にもあるのでしょうが把握していません)。
また、小森陽一東京大学教授など8氏が、「子ども全員の個人情報を企業にゆだねることに反対し、個人情報保護法・憲法にもとづく対応を求める賛同アピール」を発表しています。
テレビでも愛知県犬山市の不参加が取り上げられていますが、4月24日の実施までにもっと大きな議論をしなければならない問題です。

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