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【07.02.02】スマートインターチェンジに新たに2億8千万円
シャープ誘致後の交通渋滞解消が目的でつくられた
今朝は今年初めての積雪となりましたが、昼頃にはほとんどなくなってしまいました。
それでも朝の出勤などは大変だったようで、伊賀へ通勤している息子は名阪の渋滞に遭ったようです。
さて、みなさんはスマートインターチェンジというのをご存じですか。
普通、高速道路の乗り降りはどんな車でもインターチェンジでできますが、スマートインターチェンジはETC専用のインターチェンジで、亀山パーキングエリアから出入りします。
このスマートインターチェンジは、シャープ誘致後の国道1号線小野町西交差点など朝夕の交通渋滞がひどくなったことに対して、交通の分散を図り渋滞を緩和し、誘致企業の交通利便性の向上を目的として、一昨年12月から実験が行われていました。
収入増だけでなく、新たな支出があることも説明すべき
この1年間で、利用台数が順調に伸びていることから3月末の実験終了後、暫定運用をし、来年春頃には本格運用が始められるように来年度は2億8千万円ほどかけて、実験で問題となった点の改善をするということです。
このスマートインターチェンジは、実験期間中に道路整備などで4,160万円使っていますので来年度予算と合わせると3億2千万円ほど使うことになります。
シャープなどの企業誘致で新たに生じた交通渋滞などの問題を解消するために、新たな支出がいることになったわけです。
市は税収増などの入ることばかり強調しますが、同じく渋滞解消を目的につくられる“シャープ道路”(県と市が半分づつ施工する約30億円の道路−道野から野村までの1.8q−)と合わせて新たな支出が生ずることもきちんと説明すべきです。
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