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【07.01.25】市民の生活実態が欠如 市の総合計画素案

安倍首相に100点満点といわれるようなものではダメ

早くも開花した桜?の花国の教育再生会議なる組織が第1次報告を出しましたが、安倍首相は100点満点だといったようです。
今の教育がおかしくなっている根本に、これまでの自民党政府の間違った教育政策があります。
教育を再生しようと思えばこうした政策の誤りを正す方向でなければならないのに、時の首相に100点満点をもらうような内容では改革にはなりません。
さて、市の総合計画の素案が示されていますが、それを読んでいくつか問題点がありました。

現状認識をはっきりさせた上で課題をあげ、計画を立てるべき

早くも咲いた梅の花1つは市民生活の実態がどうなっているのかという分析がないということです。
基本構想素案の「計画策定の背景」に、「亀山市を取り巻く状況」−市内の動き−というのがありますが、産業立地が進行していること、環境・景観への取り組みとしての市民運動があること、さらに市民活動が活発なこと、最後に外国人が増え国際化がすすんでいることの4つが書かれています。
しかし、合併後の旧関町がかかえる問題、市民の負担増に苦しめられているくらしや中小企業や商店の現状、無秩序な開発で自然やまちが壊されていること、さらに派遣、請負といった不安定労働者が増えていること、そして少子化や高齢化に対する十分な施策ができていないことなど現状の市がかかえる問題点の指摘が全くありません。
こうした現状認識をはっきりさせた上で課題をあげ、計画を立てるべきでしょう。
計画の前提となる現状認識のない総合計画では「絵に描いた餅」になってしまう恐れがあります。
3月議会ではこの総合計画素案が議案として出されますので、十分に審議をしたいと思います。
なお、このHPの写真の説明ですが、カーソルを写真のところにあてると説明文が出るようになっています。説明文がないという指摘をいただきましたので。

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