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【06.12.22】住民登録や外国人登録をしない人が結構多い
国勢調査の方が370人多かった
今日は多くのところで忘年会があったようです。
私も亀山九条の会の世話人の人と忘年会をやりましたが、楽しい会話で3時間があっという間に過ぎてしまいました。
さて、人口の話ですが日常的には、日本人は市に登録されている住民基本台帳の人口で把握し、外国人は外国人登録で人口を把握します。
ところが、こうした統計では実際に住んでいる人の数が十分に把握できないため、5年に1度国勢調査という全国調査が実施されます。
最近では、昨年、国勢調査が10月に行われました。その結果、わかったことは国勢調査による人口が49,253人で、同時期の住民基本台帳の人口と外国人登録人口の合計が48,883人となり、国勢調査の方が370人多かったという結果になりました。
このことは、住民登録や外国人登録をしていない人がかなりいることを示しています。
シャープ誘致前と誘致後で人口に大きな変化
住民登録でも大学生のように、登録は亀山市でも実際には他市に住んでいる場合が結構多くあるので、住民登録より実際住んでいる人(国勢調査で把握)が少なくてもおかしくないのです。
その証拠に、6年前の住民登録や外国人登録の合計は47,682人で、国勢調査の46,606人よりも1,076人多かったのです。(この数字は合併後の昨年と比較するために合併前の旧亀山市と旧関町の合計とした)
つまり、現在の人口は大学生のようないわば「幽霊人口」をはるかに上回る住民登録や外国人登録をしていない人が多く、そのことを昨年の国勢調査結果は示しているのです。
昨年の国勢調査がシャープ誘致後であり、6年前の国勢調査が誘致前であることを考えればこうした現象が起こる背景は十分に理解できます。
無秩序にすすむアパート建設やなかなかすすまない定住化を市はこうした背景をしっかりとらえて考えて欲しいものです。
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