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【06.12.18】2つの新聞記事 情報公開と教職員の勤務実態
教員「心の病」休職4、000人も
今日は久しぶりに寒い日でしたが、去年は12月によく雪がふりその頃のHPを見ると雪の写真が多くあります。
さて、12月議会の一般質問で情報公開と教職員の超過勤務などの労働実態を取り上げましたが、16日の新聞報道でこの2つの問題に関する記事がありました。
1つは、教員の病気休職が7,017人で12年連続で過去最高を更新したという記事です。
このうち6割にあたる4,178人は、うつ病やストレスによる神経症などの精神疾患と診断され、この数も過去最多となっています。
多忙すぎる教職員−この実態がこうした数字に現れているのです。文部科学省の調査でも月80時間という過労死ラインの超過勤務があり、こうした教職員の労働条件を改善する具体策が緊急に求められているのです。
説明責任が果たせない
もう一つは、県の情報公開でシャープ鰍誘致する際の県当局内部で交わした議論を記録した文書の開示を求めた日本共産党県委員会に対し、「文書不存在」を理由に開示しなかったことに県情報公開審査会が「多額の補助金支出に至った議論の経過を記録した資料を作成・保有していないことは、県民への説明責任の観点から望ましいとはいえない」という答申を出したことです。
亀山市でもシャープ鰍誘致する際の市内部で検討した資料や議論の経過を記録した資料もないという答弁でしたが、県も市も情報を自分達だけのものと考え、県民・市民の情報という考えが全くなく、「説明責任がある」という自覚もないのです。
この2つの新聞記事は、私の一般質問の直後に出たもので私の指摘が的を得たものだったことを示しています。
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