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【06.12.10】ワーキングプアU 「努力すれば抜け出せますか」を見ました
昼間と夜の2つの仕事を掛け持ち、睡眠時間が4時間という母子家庭の母親を紹介
このところ、NHKの番組から目が離せません。
今晩もNHKスペシャルでワーキングプアU「努力すれば抜け出せますか」を見ました。
このワーキングプアとは、まじめに働きながら生活保護以下の生活しかできない貧困層をいいますが、はっきりした統計はなく全国で400万世帯ともそれ以上ともいわれています。
今晩の番組では、特に女性を取り上げ、昼間と夜の2つの仕事を掛け持ち、睡眠時間が4時間という小学生の子ども二人を育てる母子家庭の母親を紹介していました。
この家庭を支えている児童扶養手当を国の改悪で今の半分に減らされることも伝えていましたが、国会議員の赤坂議員宿舎を334億円もかけてつくる一方で、こうした改悪が行われているのです。
来年の参議院選挙では、こうした政治を正面から批判している日本共産党を伸ばさないと
また、最近、テレビでは共産党が指摘した石原東京都知事の一泊26万円の海外視察が高いのかどうかなどといわれていますが、こうした国民の生活からみれば、とんでもない税金の使い方であることはあまりにもはっきりしています。
この番組で意見を述べていた内橋克人さんは、「働いても報われないということになれば、大変な社会になってしまう」という趣旨のことを語っていましたが、国民が勤労の意欲をなくした国ほど恐ろしいものはありません。
今こそ、大企業中心の政治や競争社会、格差社会をすすめる政治を改めないと大変なツケを子ども達に残してしまうことになります。
その意味で来年の参議院選挙では、こうした政治を正面から批判している日本共産党を伸ばさないと改めて思いました。
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