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【06.12.09】政務調査費について考える
亀山市は議員報酬が月額39万円で政務調査費は1人月額2万円
議員の調査研究のために議員報酬とは別に支払われるのが政務調査費です。
亀山市の場合は、議員報酬が月額39万円で政務調査費は1人月額2万円(年間24万円)支払われています。亀山市はすべて領収書をつけて報告書を提出していますので、透明性は確保されています。
先日、名古屋市議会で共産党議員団が領収書をすべてつけるという内容に改正する議案を議会に出そうとしたところ、自民党、民主党、公明党の反対で提出できませんでした。領収書を公開するとまずいものが入っているのでしょうか。情けない話です。
また、東京・目黒区議会(1人月額17万円政務調査費)の公明党議員団(6人)は、自家用車の車検やバスツァーの費用、飲食代などおよそ「調査研究」とはかけ離れたものに使っていました。
市民の監視の目が何より重要なことは間違いない
私達党市議団は、2人分(年間48万円)を市議団ニュースの発行費用、視察時の費用、市政アンケートの費用、図書購入費、各種研修会・学習会の参加費用などに使っていますが不足するぐらいです。
例えば市議団ニュースを5,000枚印刷し、新聞折り込みすると1回4万円ほどかかりますので、2人の2ヶ月分がなくなる計算となり、年6回発行すれば政務調査費を半分使ってしまうことになります。
しかし、「政務調査費を使い切る」のに苦労している議員がいるのも確かです。
先日、三重市民オンブズパーソンが県内の議員の政務調査費を調べた結果が届きましたが、亀山市のある会派が鹿児島県肝付町の「内之浦宇宙空間観測所」を視察したことを取り上げ、なぜここを視察したのか首をかしげるものの一つとしてあげていました。
いずれにしても市民の監視の目が何より重要なことは間違いありません。
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