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【06.11.28】なぜか教師を増やせという議論がされない

教師にゆとりがなくて、子どもの小さなシグナルをきちんとつかめるのか

今朝の日の出の頃(道野にて)イジメ問題など教育をめぐる議論が盛んですが、なぜか教師を増やせという議論がされません。
我が家にも二人の教師がいますが、帰りが遅い上に仕事を持ち帰ってこなさなければなりません。
教師にゆとりがない中で、ひとり一人の子どもの小さなシグナルをきちんとつかめるのでしょうか?
また、気づいても忙しさで対応できない場合が出るのではないでしょうか。
教育環境を整備するには、まず、人をきちんと配置することです。

教職員の超過勤務は過労死ラインに相当

今朝の日の出(関町にて)先日、文部科学省が公立小中学校の教職員を対象に全国で実施している勤務実態調査の暫定集計(7・8月分)を公表しました。
それによると超過勤務は、約80時間(残業が約52時間、持ち帰り仕事が約28時間)で、過労死ライン(厚生労働省が示している過労死認定基準は月80時間)に相当することがわかりました。
今の「行革」や「構造改革」というのは、とにかく人を減らすことや経費を削減することが最優先で、安全を守るためやきちんとした仕事、サービスをするためにどれだけの人の配置が必要かは問題にされていません。
その結果、生じているのがJR西日本での事故であり、耐震偽造であり、教育現場での様々な問題です。
効率や経費削減を求め過ぎた結果がこうした「つけ」として現れてきているのではないでしょうか。今こそ、思い切った見直しが必要です。

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