<< 活動日誌の目次に戻る
【06.09.12】議案質疑 何も決まっていないのに期限だけ決まっている
工事費負担は立地時の協定書に反する
昨日は議案質疑をしました。
私が取り上げたのはシャープへの工業用水を三重県の肩代わりで亀山市が暫定的にやろうとする問題です。
私の前に多くの議員が質疑をしましたので、なるべく重ならないように項目を絞りました。
1つはシャープ誘致が決まった時に県と市、シャープなどが結んだ協定書に「用水の確保」として6,000トンを超える場合の施設の整備について「工事費負担はシャープ」と明記されていることです。
ところが今回、結ばれた県、市、シャープなどの協定書には工事の負担金を潟Vーエナジーという会社がすべて負担するとなっていることです。
これは明らかに立地時の協定書に反するものですが、助役の答弁は「その後の協議で変更した」というものです。
しかし、立地協定書を変更したという報告は一度もされておらず、言い逃れとしかいいようがありません。
貴重な飲み水を使われる市民が納得しない
また、県がどこから工業用水を引くのかその計画も決まっていないのに、暫定給水期間が約4年となっており、4年とした根拠をたずねると「県知事がこの期限でやりますといっている」と答弁しましたが、期限までに必ず終わるという保障には全くなりません。
その他、給水申し込みを誰がするのか、給水装置の所有者は誰か、さらに水道料金は誰が払うのかなどもまだ、給水申し込みがないためわからないという答弁です。
昨日の答弁では、肝心なことが何ら決まっていないのに暫定給水期間の期限だけが明記され、期限までに終了するという保障がないことが明らかになりましたが、これでは貴重な飲み水を使われる市民が納得するはずがありません。
<< 活動日誌の目次に戻る