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【06.08.31】シャープ工業用水 どこから引くのかわからないのになぜ期限が切れるの?

期限までに県の工業用水が送れなかったらどうする?

関支所いよいよ明日から9月、新学期が始まります。
伊賀市ではなぜか8月29日から新学期が始まり、長男はもう勤務しています。
さて、9月議会の焦点となりそうなシャープの工業用水ですが、先日、担当者に話を聞きに小川議員と関支所に出向きました(4月から上下水道部は関支所の2階)。
担当者の説明によれば、亀山市が暫定給水する間に三重県がどこから工業用水を導水するのかまだ決まっていないとのことでした。
何とも不思議な話です。どこから導水して何年ぐらいかかるという見通しもないのに、「遅くとも平成23年3月末まで暫定給水する」、「平成23年4月からは県が給水する」というのです。
これでは「平成23年3月末まで」という保障がないことになり、期限までにできなかったので延長したいと言い出すことも十分に予想されます。

これまでの分とあわせて約10,000トン/1日を工業用水にまわすことになる

シャープ亀山第2工場亀山の飲み水の水源も今度の暫定給水が始まれば、これまでの分とあわせて約10,000トン/1日を工業用水にまわすことになり、飲み水の確保に与える影響も大きなものになります(渇水期は大丈夫か?)。
その上、県の工業用水は水あまりのところが多く、それを使わずに飲み水になる貴重な伏流水(地下水)を工業用水として使うというのは、何ともおかしな話です。
市は費用を負担しないといいますが、全額シャープが負担するのか、県がある程度負担するのかもはっきりしていません。
もし県が負担するとなれば、私達の納めた県民税から支出することになり、これも許せないことです。
11日に議案質疑があり、こうした問題を徹底的にただしたいと思っています。

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