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【06.08.30】シャープの雇用問題で次々と声が寄せられる
社会保険に加入できないように2ヶ月の雇用契約
市議選まで50日余となり、世間では誰が落ちるかなど様々な予想が飛び交っています。
選挙は何度やっても結果は本当にわからないものです。
さて、今日は他県の人から電話があり、シャープの請負会社で働こうと問い合わせたところ契約を2ヶ月で更新するといわれたとのこと。そこで社会保険に入れるのかと聞くと3ヶ月以上の雇用でないと入れないという。
つまり、2ヶ月の契約にして社会保険の事業主負担を免れようということのようです。
電話をしてきた人は本当に怒っていました。
また、市内で訪問すると「息子が学校卒業後、シャープの協力企業に勤めたが、いきなり12時間の勤務でとうとうやめてしまった。本当にひどい労働条件だ。」と語るお母さんに出会いました。
また、「今、シャープの協力企業に勤めているがいつまでこの仕事が続くのか不安。こんな状態では結婚なんかできない。」という若者にも出会いました。
私のようにシャープ問題をいろいろと取り上げているものには、こうして語ってくれますが、そうでない人にはなかなかしゃべれないのだと感じました。
企業も国も自治体も真剣に「若者の使い捨て」「非正規の急増」という事態を考えないと日本の未来が不安になる−そんな状況にあるのではないでしょうか。
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