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【06.08.10】歩道は80センチあればいいという県の感覚には驚いた

市政アンケ−トで高齢者の方から通行に困ると指摘

歩道の半分近くを工事のためにとられている期待の大きかった三重高校ですが、残念ながら力を出せずに負けてしまいました。
よく「自然体で」とか「普段通りに」とか言いますが、高校生には難しいことです。
さて、市政アンケ−トで「旧国道1号線(警察署の前あたり)の歩道がアパート建設のために、狭められ通るのに困る」という高齢者の方からの声をいただき、早速、現場を見るとともに市と県に問い合わせました(写真のような状態)。
現場で計ってみると、最も狭いところで90センチ程度しかなく両手に荷物を持って通行するのは大変です。
県(旧国道1号線は県が管理)はこの工事にあたって80センチは歩道を確保するように条件をつけ、歩道を占有することを認めたということでした。
80センチとした根拠を聞いたところ、車椅子で通行できる幅だと回答しましたが、「両手に荷物を持って」というようなことは考えなかったとのことでした。

アパート建設を優先し歩道を軽視する姿勢は問題

シャーシャーと鳴くクマゼミ普通、歩道と車道を分離した道路を新しくつくる場合、歩道は2.5メートル(最低でも1.5メートル)確保しなければなりません。
現場の歩道はもともと1.3〜1.5メートルありますから、半分に狭められたことになります。
もし県が歩道の占有を認めなければ、アパートの建設位置(あまりにも歩道の際に建設している)や高さなどを再検討したはずです。
来年1月までの暫定的なこととはいえ、県のアパート建設を優先し歩道を軽視する姿勢は問題だと指摘しておきましたが、県は今後は考えたいと回答しただけでした。


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