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【06.07.12】若者の使い捨ての実態 日経ビジネス7月10日号
シャープ亀山工場で働く請負労働者の実態
このところパソコンの調子が良くありません。
更新をしていて文章が出来上がる頃に、異常が生じすべてパーになると本当に腹が立ちます。
さて、先日取材に応じた「日経ビジネス」の7月10日号が届きました。
この号は「格差の世紀」を特集していて、「最高益に潜む使い捨ての現実」と題して亀山のシャープ工場で働く請負労働者の実態を詳しく取材しています。
詳しくはぜひ読んでいただきたいのですが、請負で働く二人の労働者が仕事中に事故が起きケガをしたが、労災の申請を会社に頼むと「もう来なくていい」といきなり解雇された話が載っています。
亀山での最大の「格差社会」の現れ
その他、日本の貧困率が主なOECD各国の中で5番目に高いことなどが指摘されています。
最後に、「所得格差が拡大しつつある現状、負け組か勝ち組か、と問えば彼らは間違いなく負け組である。オレンジの光に吸い寄せられ、社会の底辺に沈殿する二人に、浮上する機会は残されているのだろうか」と問いかけています。
亀山市の格差社会の現れについては、これまでにも書いてきましたが、このシャ−プ亀山工場での正規、非正規の実態こそ亀山での最大の「格差社会」の現れだといえるのではないでしょうか。
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