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【06.06.17】溶融炉の宣伝文句「ゴミの完全無害化」、「処理物の資源化」に異議あり

溶融炉の操業など情報公開を広げたい

まちで見つけたバラの花今週はずっと本会議が続きましたが、福沢みゆきさんが何度か傍聴に来ていました。
議員の中から「福沢さんはえらいね」という声が出ていましたが、議員をめざすものであれば当然でしょう。
さて、昨日の一般質問の続報を書きます。
市の答弁で前向きだったのは、情報公開を広げるということです。
今回、質問をするに当たってあまりにも情報が少ないため、市や県の担当に聞き、取引業者にも聞き、その上インターネットで様々な情報を得て何とか全体像がつかめました。
香川県の豊島廃棄物処理事業では、日々の操業状況やトラブルの細部まで公表していますが、亀山市はHPを見てもパンフレットが貼り付けてある程度であり、市民にゴミ問題の認識を深めてもらうためにももっと情報公開を広げるように求めました。

溶融炉は原子力発電と同様に「未完成の技術」

フェロシルトまた、県が溶融スラグをリサイクル製品に認定している問題で、施工後の管理はどうなっているのかという問いに、「県は発生元が管理するように言っている」と答弁し、認定した県が責任放棄するような姿勢です。
フェロシルトでいえば発生元の石原産業に埋め立て地の追跡調査などの管理をやらせるのと同じで全く無責任です。
安全性が十分に確認されていない溶融スラグをこんなずさんな管理でリサイクル製品として認定すべきではありません。
さらに飛灰は再溶融され量を少なくして処分場に置いてありますが、平成23年頃には
いっぱいになり増設が必要になることも明らかになりました。
今回の質問で亀山市がパンフレットなどに書いている溶融炉の宣伝文句「ゴミの完全無害化」、「処理物の資源化」などは問題があり、誇大宣伝であるということがわかりました。
いずれにしても溶融炉は原子力発電と同様に「未完成の技術」なのです。

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