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【06.05.19】亀山市の主穀の食料自給率は30%しかない
日本の食料自給率は先進国では最低の40%ほど
食料自給率ってご存じですか?
簡単にいえば国民が1年間に消費する食べ物のうち、国内産の占める割合で日本の食料自給率は、「供給熱量自給率」で先進国では最低の40%ほどしかありません。
こうした状況の中で、最近、市町村等から自分のまちの食料自給率を計算してみたいという声が多くなり、農林水産省が計算ソフトをつくりました。
そこで亀山市の食料自給率がどれぐらいなのか、市に試算をしてもらいました。
結果は米と小麦という主穀の食料自給率は30%、主穀をはじめ肉や野菜、豆類、乳製品などを含めた食料自給率は35%でしかありません。
つまり市民の3人に1人程度しか市内ではまかなえないということです。
産業のバランスのとれたまちをつくるためにもこうした現状を改善するための施策が必要
ただ、この試算は1人あたりの供給熱量を子どもから大人まですべて一定にしていること、地域で生産された農産物などがすべて地場産食料として地域内で供給されるという前提で計算するなど、必ずしも地域の生産、消費の実態を反映しているとはいえず、地域の人口と食料生産(供給可能熱量)のバランスを示す目安のひとつとしてとらえなければなりません。
とはいえ30%とか35%ということでは、自立した地域とはいえません。
産業のバランスのとれたまちをつくるためにもこうした現状を改善するための施策が必要になっています。
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