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【06.05.17】「戦前に戻したい」が自民党の本音 教育基本法の改悪問題

「自民党の長年の悲願が実現する」が本音

庭の花昨日、教育基本法の改悪について書きましたが、TVのニュース番組で自民党議員達が本音を語った場面があり、これが自民党が変えたい理由だと納得しました。
1つは、「自民党の長年の悲願が実現する」というコメントです。
政府は「時代の要請にこたえられなくなった」と言いますが、そうではなく自民党はずっと以前からこの教育基本法を変えたかっただけなのです。
たまたま国会で絶対多数の議席を得て、やるのは今しかないということなのです。

日本の戦後政治の見直しが迫られている

庭の花もう一つは、「戦前もいいものがあった」というコメントです。
確かに戦前のものはすべて悪いというのではなく、文化や伝統などいいものはあり今でもそれを受け継いで頑張っているものは、多くあります。
ただ、戦前の絶対主義的な天皇制の政治体制やそれを可能にした戦前の国家の支配下に置かれた教育は「いいもの」ではなく、戦後になって変えたのは当然のことです。
彼ら自民党がいいものと言っているのは、この体制や教育のことなのです。
昨日も書きましたが、戦前、戦争を起こした政治勢力の流れをくむ自民党という政党が戦後も政権を握り続けている以上、先輩達のやってきたことを否定することはできず、こうした「戦前への逆戻り」は常に起こってくるのです。
アメリカ軍の再編費用を3兆円も負担させられる問題も含め、日本の戦後政治の見直しが迫られているのです。

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