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【06.04.20】貸金業 グレーゾーン(灰色)金利撤廃へ

出資法上限金利を利息制限法の上限まで引き下げる

新緑の季節が近づいてきた宗英寺のイチョウこのHPで消費者金融のコマーシャルが腹立たしいという記事を書きましたが、先日、サラ金大手のアイフルが貸金業規制法に違反する執拗な取り立て行為をしていたとして全国1700のすべての店舗で業務停止命令を受けました。
さらに、18日には金融庁の「貸金業制度等に関する懇談会」が利息制限法の上限金利(年15〜20%)と刑罰がある出資法の上限金利(年29.2%)の間の「グレーゾーン(灰色)金利」を撤廃することで一致し、出資法上限金利を利息制限法の上限まで引き下げることでおおむね一致しました。

ようやく打ち出された金利引き下げの動きを早急に確実に実現すること

庭のドウダンツツジこのことで「多重債務社会」の是正へ当然の一歩がようやく踏み出されました。
サラ金大手は大銀行などから1%台の金利で資金を調達し、出資法上限金利の年29.2%で貸すのですから、貸せば貸すほど儲かるため相手の返済能力を無視した貸し付けに走るのです。
こうした結果、多重債務者200万人、自己破産約20万件、経済・生活苦での自殺者約8千人という多重債務社会がつくられているのです。
自民党の一部国会議員はサラ金業界からパーティー券代を受け取り、業界の主張に同調する主張を展開してきました。
日本共産党をはじめ、様々な人達の努力が世論を動かし、ようやく打ち出された金利引き下げの動きを早急に確実に実現することが求められています。

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