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【06.04.12】テクノヒルズにつながる道路づくりに30億円の投資
「シャープ渋滞」解消に向け、新たな道路づくり
新学期が始まり1週間ほど経ちましたが子どもも先生も大変です。
我が家の2人の先生も帰りが遅く、帰ってくると「ぐったり」という状態です。
教育の大切さは誰もが認めますが、国や自治体の教育環境整備は全く不十分です。
さて、シャープ亀山工場が操業を開始したのが2004年1月ですから今年で3年目に入っています。最近、市内各所で「シャープ渋滞」が問題になっています。
こうした声を受けて来年度予算では「亀山関線」という新たな道路建設が始まります。
「シャープ効果」は、新たな支出も差し引いて考えるべき
テクノヒルズにあるシャープ亀山工場のすぐ南の道路から東名阪自動車道を渡り、(ここまではすでに使われている)日東電工の北(太洋化成の南)に出て、協和電磁工業の北から市環境センターの前の県道までつながる道路が計画されています。(写真)
この道路建設は全長1、8キロのうち、日東電工の北までの900mを県が施工(写真の「三重県施工」の部分)し、残りの900mを市が施工(写真の「亀山市施工」の部分)します。
これは県と市がわけてやることで、それぞれの区間を同時に着工し、完成を早めようというのです。
総事業費はまだ未定ですが、30億円ほどかかるといわれています。そうなれば市の負担は単純計算で15億円ということになります。
シャープ亀山工場の誘致で税収も増えますが、こうした道路整備などで支出も増えますから「シャープ効果」をみる場合、こうした新たな支出も差し引きしてみなければなりません。
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