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【06.04.02】消費税導入から18年 「福祉の充実」はどこへ?
国民が納めた消費税170兆円はどこへいった?
8日に桜まつりが開かれますが、それまでに満開にならないようにと寒くしてくれているようなこのところの気候です。
でも、写真の通り東町にある法因寺ではすでに桜の花が満開です。
さて、昨日4月1日で消費税導入から18年目を迎えました。
消費税導入時に政府が説明したのは、「福祉の充実」「高齢化社会への対応」でした。
ところがこの間、福祉や高齢者への施策は充実どころか後退に次ぐ後退です。
それではこの間、国民が納めた消費税170兆円はどこへいったのでしょうか。
この間の法人税の減税額が160兆円
何とこの170兆円に見合う減税がありました。それは法人税減税です。
この間に何と160兆円もの減税がされ、ちょうどその穴埋めに消費税が使われ、福祉にはまわりようがなかったのです。
政府ははじめから福祉に使う気はなかったのですから当然ですが、あまりに国民をバカにしたやり方です。
消費税の最大の問題は、低所得者ほど負担が重い逆進性の強い税制だということです。
消費税の大増税のたくらみを断念させよう
佐々木憲昭議員の試算によれば、年収200万円未満の家計収入に対する消費税の負担率は3.7%であるのに対し、年収1500万円以上では1.4%しかありません。
谷垣大臣は消費税引き上げの法案を来年の国会に提出する考えだと明言しています。
こうした間違った税制「改正」をすすめることは、所得格差をますます拡大させ、全体として財政にもマイナスになる最悪の選択です。
18年目の今年、消費税の大増税を断念させるためにみなさんと力を合わせ頑張ります。
玄関にある満開のチューリップ
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