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【06.03.23】格差社会を認めない田中市長 予算特別委員会で
就学援助受給者は1.4倍になっている
大学でソフトボールをしている息子からメールで、昨日の大会で3打席連続ホームランを打ったという知らせが届きました。
WBCで日本選手が大活躍した直後でもあり、嬉しくなりました。
さて、今日は予算特別委員会の1日目でした。
今回、私は委員になりましたので質問をしました。
取り上げたのは亀山でもすすむ格差社会の実態です。生活保護世帯数、就学援助受給者数、市税滞納額、国保税滞納額について平成12年度から16年度までの5年間の推移をグラフにして示し、田中市長の認識をただしました。
グラフでは生活保護世帯数が86から99に、就学援助受給者数が102から143に、市税滞納額が5億5千万円から7億円に、国保税滞納額が2億4千万円から3億4千万円に増えているのがわかるのです。
あまりにも市民の現実の生活を知らない田中市長
ところが田中市長の言い分は、「格差社会は高齢化が原因といわれているが、亀山市は高齢化がすすんでいない。人口も増えている。だから亀山市では格差社会はすすんでいない。」というものです。
しかし、所得が少なく経済的に困難な人が増えているから滞納額が増え、生活保護や就学援助が増えているのです。
委員会では時間がなく出しませんでしたが、正社員が減り非正規社員が増えていることや貯蓄のない世帯が増えていることなどが政府などの統計で明らかであり、こういうものも含めれば格差社会がすすんでいないなどとはいえないはずです。
あまりにも市民の現実の生活を知らない市長の答弁にあきれました。
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