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【06.02.22】市税増は市民の負担増も要因 喜んでいられない

亀山市の来年度予算で市税収入が100億円を超えた

竜川を散歩中にみつけた菜の花今朝の伊勢新聞にシャープ向け工業用水を鈴鹿から引く問題で、県議会での鈴鹿選出の議員と企業庁長とのやりとりがのっていました。
報道によれば、この県議は「飢饉になった時、液晶と米一升とどちらが大事か」と迫り、「シャープなら何でも許されるということがあったと思う」と言ったということです。
亀山市民は「シャープなら何でも許されるということがあった」という体験を、これまでにいくつもしているので驚かないのではないでしょうか。
さて、今朝の新聞各紙に亀山市の来年度予算で市税収入が100億円を超える見込みという記事が載りました。

税収増を無駄遣いのないように、議会のチェックが重要

来年度予算については、予算書をもらったばかりなので詳しいことは分析できていませんが、市税の増収についていくつか報告をします。
1つは市税全体では、前年度との比較で約8億5千万円増えていますが、そのうち市民税で約5億8千万円の増、固定資産税で約2億円の増が主なものです。
2つは個人市民税の増は、昨年から続く所得税などの増税により住民税も増税になることが要因です。
高齢者への負担増として実施された老年者控除の廃止、公的年金等控除額の縮小、65歳以上の非課税限度額の廃止などが住民税の増税となってくるのです。
税収の増加が市民の所得が伸びたことによりもたらされたのならまだしも、小泉改革の弱い者いじめで負担が押しつけられたものであり、喜んでいられないのです。
ともあれ、こうした税収増を無駄遣いのないように、議会のチェックが重要になります。
まもなく始まる3月議会では、こうした点をきちんとチェックしたいと思います。 

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